優歯科医院

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難抜歯・移植

難抜歯

難抜歯として最たるものは、親不知の抜歯になります。当医院では、CTを備えておりますので、歯と神経、血管、上顎洞、鼻腔との位置関係を3次元的に把握できます。さらに超音波メスも準備されていますので、軟組織(歯肉、神経、血管)の損傷を最小限にしながら硬組織(歯、骨)を切削できますので、患者様へのストレスも少なくて済みます。大学病院の口腔外科で2年間研修をして、現在まで1000本以上の抜歯を手掛けてきました。CTによる正確な審査診断と培ってきた技術を基に、刻々と変化する状況に応じ、冷静な判断と最適な手技により、抜歯を行っております。

移植

失った歯への親知らずの移植も行っております。通常の親不知の抜歯より難しく、ドナーであります親不知を無傷で抜かなければなりません。失った歯の感染病巣も綺麗に取り除いて、親不知を移植します。この場合も神経血管に注意しながら、なるべく骨を保存しなければなりませんので、CTの情報分析が大切になります。移植した歯が骨と結合し安定しましたら、歯の神経処置を行います。親知らずの神経は複雑な場合が多く、この神経処置も移植歯の予後を大きく左右しますので、繊細な手技が必要になります。下の症例は、右から3番目の下奥歯が虫歯で破折して、抜歯になりました。その部分に左下の親不知を移植し、神経の処置を行い被せました。個人的な差はありますが、参考程度にご覧頂ければ幸いです。

移植 治療前
治療前
移植
抜歯後
移植 移植後
移植後